ぴぃこの転職活動日記

26歳会社を辞めた私の転職活動日記

【落とし穴】ソフトバンクからワイモバイルへMNPする際の注意点

MNPしました

先ごろ、私の家族全員、ソフトバンクからワイモバイルへとMNPしました。

ワイモバイルを選んだ理由としては

2年が過ぎ、料金が高くなるため ソフトバンクと同回線なので通話の質が下がらない 父はガラケーが使える の3点です。

手続きの後にはキャンペーンでキャッシュバックまでもらえて、すごくラッキーでした。 しかし、2ヶ月後に落とし穴が待っていたのです。

恐怖の電話

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締め日を確認しよう

なぜ、使ってもいない7月分の20日分の料金がかかるのか?

問題はソフトバンクの料金の締め日にありました。

ワイモバイルに変えたのが5月の末。ソフトバンクの料金の締め日は毎月20日でした。

図解すると、5/21-6/20の料金は発生してしまうんです。

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え?でも日割りにならないの?と思った方。

ならないんです。

ホワイトプランに加入していなかったので、日割りができないと言われました。あと、乗り換えで各種割引がなくなったのも料金が28000円にまで膨らんだ原因でもあります。

MNP注意点まとめ

乗り換え前の残料金をシミュレーションをする 締め日があれば、締め日ギリギリで乗り換える 乗り換える気が無くとも最低でも1年ごとに料金体系を見直す

MNPはただ乗り換えればいいものではありません。きちんとタイミングを見て行うに越したことはありません。

毛ってなんなのよ?『スイートプールサイド』感想【ネタバレ】

水泳部、プール、水着、夏、男子と女子

このキーワードから何を連想しますか?

競技にかける学生たちの熱い青春や、夏に始まる爽やかな純愛ストーリーですよね。

でも、押見修造の『スイートプールサイド』は全然違います。

ひたすら毛の話

毛が生えないことに悩む中学1年生の太田年彦は、同じ水泳部の毛深い女子、後藤綾子がちょっとうらやましい。ある日、放課後のプールで後藤に呼び止められた太田は、後藤にとんでもないお願いをされてしまった! 「太田くん‥あたしの毛を剃ってくれない‥?」

テーマはズバリ「毛」

爽やかなはずのプールサイドを舞台にしているのに主人公と女子が繋がる要素がなぜか脱毛なのです。

この漫画を要約すると、男が女の毛を剃る。ただひたすらそれだけになります。

でもストップ!!

「え?変態エロ漫画じゃん。そんなん紹介してんじゃねーよ」なんて思わないで、感想読んでください。

ゆるい同志

ひたすらの、脱毛ボーイミーツガール。

なので、緊張感溢れる剃毛シーンが何度もでてきます。ムダ毛剃ってるだけなのに、爆弾の赤い線切るか?青い線切るか?みたいな心臓どくどくものなのだ。

ジョリジョリって音が聞こえてくるんですよ。

てか、太田の剃るときの顔!

とまあ、この時点で

え?男子に頼んじゃうの?

って普通の感覚を持つ我々読者は思うわけです。

デリケートな問題なだけに女の子同士で剃ってもらえばいいのに!ってなる。

しかし、彼と彼女のコンプレックスを展開してみてほしい。

男なのに、毛がない。

女なのに、毛深い。

周りの同性と共有しえないコンプレックスを持つ二人は、もはやこの時点で同志だった。

女(男)同士だから、分かり合えるっていうのは実はそうそうなくて、同じようなコンプレックスを抱くもの同士のほうが互いの気持ちに寄り添えるってことなのかもしれません。

綺麗なもの(ネタバレ)

毛のコンプレックスで繋がっていた2人だが、ある日後藤は太田に剃ってもらうのを辞めると言いだします。 後藤は水泳部の先輩に片思いしていた。先輩への想いがありながら、太田に毛を剃ってもらうのに後ろめたさを感じていたのです。

マンガには明確に書かれていないけど、同じ女として後藤のジレンマはよくわかる。

先輩に近づきたいのに、他の男性である太田に剃毛してもらうわけにはいかない。でも、毛ボーボーな自分では先輩に嫌われると思い込んでしまう。

先輩への想いを断ち切るため、大事なところの毛を刈ってもらおうと太田をプールサイドに呼び出す後藤。

でも、太田は言う。

「剃れないよ、そんな綺麗なもの」

綺麗なもの

綺麗なもの!

そうそう、こんなことは言えないぞ、漢太田!

単なる体質に過ぎないのに、人間関係がうまくいかない、コンプレックスの原因に自分からしてしまっていた後藤。

ここで、私はハッとさせられたのです。

ムダ毛はただ社会的に定義されているものにすぎないし、ムダ毛処理はその社会的定義に準じるための単なる身だしなみだ。

それ以上の意味は何もない。何もない中に意味を見出し、興奮したり幻滅するのが人間なのだ。特に思春期はそれに縛られる傾向が強いですよね。

でも、太田はそんな社会的意味付けを中学生にして飛び越えました。太田にとって、後藤とちょっぴり変わった青春を作ってくれた後藤の毛は綺麗なものに見えた。

そう、毛という特殊なものを扱っているけれど、これは一人の少年の成長物語として成立しているのです。

こんなにフェチシズムに溢れた作品なのに、読後はとても爽やかで微笑ましくなってしまう。

脱毛の悩みを青春マンガに昇華させる天才、押見修造の作品をもっと味わいたい方のためにリンク貼っときましたのでどうぞ。

blog.pico-chan.com

押見修造マンガ おすすめセレクション

押見修造、という漫画家

コンプレックスの帝王

私、ひっそり彼のことをこう呼んでます。

文字通り、人の、とくに思春期のコンプレックスを描いたら押見修造の右に出る者はいないのです。

特に好きな作品3作を

スイートプールサイド

毛が生えないことに悩む中学1年生の太田年彦は、同じ水泳部の毛深い女子、後藤綾子がちょっとうらやましい。ある日、放課後のプールで後藤に呼び止められた太田は、後藤にとんでもないお願いをされてしまった! 「太田くん‥あたしの毛を剃ってくれない‥?」

毛が生えないことに悩む中学1年生の太田年彦は、同じ水泳部の毛深い女子、後藤綾子がちょっとうらやましい。ある日、放課後のプールで後藤に呼び止められた太田は、後藤にとんでもないお願いをされてしまった! 「太田くん‥あたしの毛を剃ってくれない‥?」

一番好きな作品です。

一巻で完結するので「これから読みたい!でも続き物は買うのに抵抗をある!」そんな方にオススメ。

巻末に掲載されている読み切り短編

ぼくは麻理のなか

友達が一人もいない大学生の≪ぼく≫の唯一の楽しみは、コンビニで見かけた名も知らぬ女子高生を定期的に尾行すること。いつものようにその娘を尾行していたら突然記憶が飛び、≪ぼく≫はその娘のベッドで寝ていて、≪ぼく≫はその娘になっていた。その娘は≪麻理≫という名だった――。『惡の華』『漂流ネットカフェ』で話題の押見修造最新作。「漫画アクション」にて連載

なかなか衝撃的な内容です。

「よくある、入れ替わりものでしょ?」と思ったのですが、そうではなかったです。ぼく麻理、の魅力は自我と自我の衝突にあります。

登場人物たちの衝突の中、自分とは何かを見出していく。素晴らしい作品でした。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない

“普通になれなくて ごめんなさい”

ヒリヒリ青春漫画のマエストロが贈る、もどかしくて、でもそれだけじゃない、疾走焦燥ガールズ・ストーリー。 “自分の名前が言えない"大島志乃。そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まるーー。いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?

吃音に悩む女の子が主人公の本作。クライマックスは圧巻でした。

厳選しました

「あれ、押見といえば悪の華じゃねーの?」と思った方?

確かに面白いですよ!私が押見先生を知ったのも悪の華でした。

ですが、ここは初心者、押見ワールドを知らない方向けに厳選したのと、1巻完結の2作が好き過ぎてもれてしまったのでした。

ぜひ、ご一読ください。

『ボクたちはみんな大人になれなかった』感想。究極の青春小説です。

究極の青春

『ボクたちはみんな大人になれなかった』

私は勝手に『ボクなれ』と呼んでいる『ボクたちはみんな大人になれなかった』。

著者の燃え殻さんがどう思っているかはわからないけど、『ボクたちはみんな大人になれなかった』は究極の青春小説だと私は言い切ります。読んだ人だけの青春があったのです。

今まで、青春小説の類は肌に合わず、10年以上手に取っていない私。本書を読んだきっかけはただただ燃え殻さんのTwitterが面白かったから。 「あっ燃え殻さん、小説始めたんだ!」と最初はnote上でなんとなく読み始めただけでした。会社での昼休みの楽しみにすぎなかった小説にどんどん引き込まれていき、中盤からすでに「あ、これ絶対単行本化するな。有料で買うのは待つか」と思いました(単行本はかなり加筆修正されているので、やっぱりnoteの方も買うべきでした)。

『ボクなれ』のなかに普通の若者の恋愛小説ではないものを早々に感じ取っていました。

なんというか、私にとってこの物語には救いが溢れていました。

これから、滔々と「ボクなれ」の魅力を語ります。不幸だった自分に酔っているだけかもしれないけど、私は少しだけあの頃の自分を許せるようになったので、燃え殻さんに感謝しています。

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