ぴぃこの転職活動日記

26歳会社を辞めた私の転職活動日記

真面目を辞めたい2

水木と、2日連続で出勤前嘔吐しダウン。金曜もダウン気味で早めに仕事を切り上げた。

慣れたもので、服を汚さず、ヤバイなーと思ったら速やかにトイレへ駆け込む習慣がついたので、会社に遅れることもなくなった。

土曜日は気分転換に、美容院でパーマをかけて、テレビ見て、祖父母のゴタゴタに巻き込まれて(後日書く)。

トイレを掃除する母には申し訳ないけど、嘔吐が何気ない日常の一コマ化している。ただ、だるくてブログが更新できなかったことが残念すぎるくらいだ。

去年の公務員試験あたりだから、この吐き気&嘔吐が1年以上続いている。始めは就活のストレスかなー、と思っていた。そこで、当時のおバカな私は

何かしら就職すれば治るさ!


と入ったのが某高級食料品店でのアルバイト。

それが悪化させる原因になろうとは夢にも思わなかった。

そして、このバイト経験が真面目なだけが取り柄の人を心底大嫌いになるきっかけでもあった。


教育係の真面目の矢

最初はレジ係ということで、レジのリーダーの女性Mが教育係として付いた。

そのリーダーは真面目で店長や仲間からの信頼も厚かった。

だが、私にはその真面目さが凶器となって、降りかかってきたのだ。今風の言葉で言うとパワハラ。 

二人きりのときに毎日繰り返される否定の言葉

時間を守って10分前に来て挨拶しなければ叱責「今度やったら尻を蹴る」

先輩従業員に挨拶無視されてるのが嫌で朝の挨拶をやめれば、

「挨拶を自分からしろ」「挨拶を返してもらうにはどうするか、自分で考えろ」「誤解されやすいあなたが悪い」

仕事でミスをすれば「一人っ子だから気が利かない」

この状態が続いて、ついに二度も過呼吸を起こすことになってついにはバックれた。

真面目の困った二面性


今思えば、スルーすればよかったのだけど、そうさせない二つの問題点があった。

まず彼女は、仕事を真面目にこなす以外全く取り柄のない人だった点。

デブで不細工、フォーリンラブのバービーそっくり。そう、不快な容姿の人に傷つくことを言われれば、不快指数アップ間違いなしなのだ。(地獄のミサワの実写版といったところか)

仕事はというと、教育係とレジ係のリーダーといえば聞こえはいい。一応正社員だし。でも、はたから見たらただのレジのおばさんだ。マニュアル通りが板についているだけ。


それにあの見た目。彼女がレジをやると不愉快そうな顔で見てる男性客すらいた。

売り上げナンバーワンでも、得意な部門があるわけでも無い。はっきり言って尊敬の念がこれっぽちもわかない人だった。

それなのに、「私がここを仕切っているのよ」「レジは店の顔、店の金庫番」(高級店の顔がフォーリンラブのバービーねえ)
と自分の仕事を根拠なく誇らしげに語っていたのが印象的で、清々しくさえ感じた。

接客業では、太っている、過度に容姿が不快な人は雇わない、というのが原則で、しかも高級店なのに、変わった店だなー、と思って働いていた。

「私よりはるかに劣った真面目と体力だけのデブスに負けてたまるか」

負けん気が肥大した私は、粘って我慢して辞めるのが遅くなってしまう。

そして二つめの問題点、なぜか周りからの評価が高いことも私を困らせた。

ある日店長に、Mに色々言われて辛い旨を話したら、

「Mは厳しいけどしっかりしていて、私も尊敬している」


唯一信頼できた先輩従業員も

「Mさんは厳しくても、温かいいい人だから」

なーんて始末。

それでも、私は嫌だ。つらい。

他人の人格を否定しまくる奴のどこが温かいんだ⁈

彼女たちの言ってる事が全く理解不能だった。

周りの人がMの真面目さを評価すればするほど、「あなたの感覚がおかしい」「Mさんの良さがわからないあなたがダメなのよ」と言われているみたいで誰にも相談できない。

吐き出す術をなくし、追い詰められる。母に声を荒げてしまう。周りが全員敵でも働き続けてやる!と意固地になる。


二つの勘違い


真面目な人で、真面目であることを評価されてきた人は、これまた二つの勘違いをして生きていく。

真面目でさえいれば、誰か認めてくれる。他のことはいらないと勘違いしている。

そうやってダメな性格や容姿など、自分の他の部分をアップデートしなくなってしまう。

しかし、世の中の評価基準は多様だ。真面目なだけが評価されない場面は多々ある。

たとえ仕事ぶりが真面目でも、人の欠点いやらしくつつくデブスと仲良くなりたいなんてマゾヒストは広い世界では少数だ。それはM自身もわかっていたはず。

でも、真面目なだけの自分が否定されるのが許容できなくて、自分の評価基準以外を排除しまくるのだ。それが自分より年下のペーペーバイトなら容易い。


そして、真面目な人は「認められる」と「重宝されている」の違いもわからない。
文句も言わず重労働と単純作業をこなす人間は店に都合がいい。つまり、便利な道具として重宝されている状態。

見た目に難ありでマニュアル通りで客を不快にさせてても、文句も言わないならまあいっか。といったところか。

同じ穴のムジナ化しないように


これだけ、かつての上司を批判する私も、学生時代は周囲から真面目と見られて、それで評価されていればいつかは花開くと大いなる勘違いをしていた。

ところがどっこい、真面目に授業にでても先生は企業にツテがない。

自分が真面目に取り組んだ専門分野の論文の話なんて、面接では誰も聞いてない。当然だ。一般人が聴いても面白くも何ともない題材だし、文系だから新しい発見もなにもない。

大学で価値ある人間と社会で価値ある人間は全く違うのだと4年の夏に知って愕然とした。

いま思えばプチMだった。就活に失敗して、人を深く傷つけない前に知ってよかったのだと思う。

やっぱり、容姿でも性格でも何でもいい。真面目をやめて取り柄を持って生きたい。

素晴らしき反面教師の元上司と同じ穴のムジナにならずにね。