ぴぃこの転職活動日記

26歳会社を辞めた私の転職活動日記

風邪だったから『桐島、部活やめるってよ』を読んでいた前編

昨日書いたように、私風邪でした。
 
体は少し軽くなっても、何もやることがない。てか、家族にうつすとマズイのでウロチョロできない。薬飲んですぐ寝ると吐いちゃうから起きてる。
 
 
ヒマだ。
 
 
あ、『桐島、部活やめるってよ』買っておいてあった。読もう。
 
てなことで、感想を書きます。
 
ざっくり言うと、
 
 
なんか、思ってたのと違ーう、でも面白い!だった。
 
 
 

若いって趣味悪い!

この作品のテーマはズバリ、スクールカースト。遅ればせながら大学でスクールカーストを経験した私は、元々このテーマに興味があって、「スクールカーストならコレを読め!」と巷で言われる本書を手に取った。
舞台はとある地方の高校。バレーボール部のエースでカーストトップの桐島が部活を辞めたことから始まる、各カーストに属する生徒たちの葛藤や心情変化を描いた作品。
 
そう、主題はスクールカースト。ただ、私が最初にぐっときてしまったのは、
 
若い女の子って、中身のない男好きになっちゃうんだよね!
 
ってこと。
 
空っぽなやつの代表格として描かれるのが菊池宏樹の友達竜汰。
 
吹奏楽部の部長である沢島亜矢は、階級差を自覚しながらも、竜汰のことが頭から離れない。友達(トップグループからハブられて話相手が欲しいだけで亜矢といるっぽい)志乃も、亜矢ほど強くはないが、竜汰に好意を寄せる。竜汰の彼女もミサンガ手編みするほど彼が好き。
 
でも、の実態は毎日楽しく過ごすこととセックスしか考えてない、ファッションと髪型だけはキメた空っぽな男だ。
 
私も空っぽな男に片思いしてた過去を思い出して、「うわわわわわわあああああああ」ってなってしまった。
 
なぜ、スクールカーストのなかでは空っぽでも魅力的でいられるのかは、これを読んでも正直わからない。登場していない桐島や風助のような好きな部活に打ち込んでたり中身ある子たちもトップなわけだし。
 
とにかく、朝井リョウさんは女子でもないのに、特性わかり過ぎ。人間観察能力がめちゃくちゃ高いのだと思う。
 

スクールカーストへのフラットな目線

 
それぞれの章で一人称で語られる形式なんだけど、とてもフラットな目線で全てが描写されている。一人称なのにどこか客観的で冷めてる。
 
「上」の子たちに、反感があるわけでもなく、「下」の子たちに憐憫の目を向けるわけでもない。
 
 
表現がフラットだからこそ、「上」と「下」が強調される。スクールカーストの残酷さが浮き彫りになっている。
 
読み始めはちょっと高校生怖っと思った。ただ、ちょっと描写甘くね?と思うところが少しあった。
 
それは後編で。