ぴぃこ、息を吸う

26歳会社を辞めた私の転職活動日記

『ようこそ、我が家へ』第1話感想

沢尻エリカ久々の月9!ということで、見たいなーとなった『ようこそ、我が家へ』。

最近の月9は『失恋ショコラティエ』以外は散々な出来だったけど…

これはいける。

理不尽に堪える父子

第一印象は。この父子、気弱ー!

主人公、倉田健太(相葉雅紀)はデザイナー。クライアントの編集者の依頼をまるで無視したライバルに表紙デザインの仕事をとられても黙って撤退。おまけにストーカーの脅迫で別の仕事も無くす始末。

父の太一(寺尾聰)は銀行からの出向組で、これまた気弱な性格。会社の金を使い込んでる営業部長に逆切れされるわ、土下座させられそうになってるわ。この親にしてこの子あり。

本作の原作者は池井戸潤。あの『半沢直樹』の原作『オレたちバブル入行組』で有名な池井戸潤。理不尽あるあるの達人だ。父が出向組だったり、土下座しそうになるのも池井戸カラーでてる。

伏線ありげ?な母娘の周辺人物

母の珪子(南果歩)、妹の七菜(有村架純)の周囲も怪しげに動く。

ってあれ?母の珪子が通う陶芸教室の先生って『失恋ショコラティエ』の石原さとみの旦那役の人じゃん。

しかも、藤井流星演じる辻本正輝、やらかしそうなニオイしかしない。

家族クライシスものは流行り?

このドラマ、何かに似ているな、と思い出したのが我らが(勝手に我らよばわり)安田章大出演の『夜行観覧車』。

平和な街に住む、これまた平和な家族の日常が、ふとしたきっかけで壊れてはじめる。いままで当たり前に上手くいっていたクラスメートやご近所さんとの関係、親子関係が一つの事件で一変していく、みたいなドラマ。

映画『ソロモンの偽証』も同ジャンルっぽい。家族、学校、クラスメートという、平凡な関係性が一人の生徒の転落しによって一気に校内裁判までぶっ飛ぶわけだから。

これらの作品は、平凡な人生を送って来た登場人物たちが今まで抱えていた心のモヤモヤが丁寧に描かれている。一見幸せな平凡家族も裏をみると…。

現代社会で誰もが理不尽への鬱屈をかかえているからこそ、家族クライシスものは多くの共感を集める。

倉田父子がどんなふうに変貌するか、曰くありげな周辺人物がどう動くか。第二話も追っかけて行く。