ぴぃこ、息を吸う

26歳会社を辞めた私の転職活動日記

Chikirinの日記【ブログ資本主義の権化】

好きなようで、嫌いなブログ。いや、講読する中で一番嫌いなブログかもしれない。

じゃあ、なんで読んでるのかって?

ではまずこのブログの効能をお話ししよう。

Chikirinの日記 はてなダイアリー 管理人:ちきりん 継続年数:10年1ヵ月 ジャンル:ビジネス、社会、まじめ度5

マーケット感覚を鋭くする

私は、読むのと読まないのとでは普段見ている景色が全く違うブログを読む価値があるとおもっている。

Chikirinの日記もその一つ。

「自分自身のマーケティング戦略をちゃんと考えて生きろよ!」っていうメッセージは、現代に生きる我々にとっての必須課題を浮かび上がらせてくれる。

言わなきゃいけないけど誰も言おうとしないことに切り込むのは、それだけで他人の世界観を変える力がある。

そう言う私も、自分の転職活動を見直し始めている。

上智卒で、 総合職になれなくて、 家族が心配だから実家暮らしがしたくて でも地元企業からは敬遠されて、 語学はまあまあだが仕事はできない、 ヘタレで体力がない、 女性特有の可愛げも持ち合わせていない

私がいったいどんなマーケットで評価されるのか?たぶん、いま転職活動サーキットで回っている企業様がいるマーケットでは絶対的に評価されないし望みのキャリアも得られない。かといって大企業でいまさらバリキャリ目指せるのかよっていう……。うわあ~!

失礼、ブログの話に戻そう。私に特に刺さったのはこの記事

d.hatena.ne.jp

そう、自分の取り柄も、評価される市場も考えずに努力してどうにもならない私のような人間は山ほどいる。 そして、そんなフツー人間こそ読むべき『Chikirinの日記』なのだ。

資格や自分磨きとか言ってるうちに気づけばアラサー

なんとなく進学したはいいけど周囲に圧倒されて大学なじめない

就活そろそろやんなきゃ、ってあれ?友達内定ゲットしてるんだけど!

みたいな奴は一発で目を覚ます。つまり、日本国のネットユーザーの多数派を容易にカバーできるニーズ対応力を持つ、すさまじいブログなのだ。

10年やってると、やっぱすごいんだな。

憧れと絶望

こんなスーパーブログだから、ブログを毎日読み、ちきりんさんの著書を全冊読んで講演会にも足を運ぶ熱烈ファンが多数いる。

でも私は嫌悪感があるので、そこまで心酔は出来ない。

彼女には私みたいな高学歴なんだけど能力は大したことない、コネもない、金もない、中身がまるでフツーの女子が憧れる要素がいっぱいなようで、肝心な部分が欠如しているからだ。

読めば読むほど、高学歴フツー女子が絶望を抱く要素がてんこ盛りすぎる。それは管理人ちきりんさんの属性に依るところがある。

カサカサしたくない!

読まなきゃ始まらないけど、読み過ぎると猛毒になるブログChikirinの日記。

ブログ開始の10年前からすでにビジネスパーソンとしての地位を確立していたちきりんさん。ブログがフィーチャーされ始めた時代から高いネットリテラシー持って運営しているところから見ると、現在は30代後半~40代前半くらいの年齢か。

結婚しているとか、子どもがいるわけでは無さうだ。まあ、ブログの一貫したテーマであるビジネスから逸脱しないためにあえて書かない、というのもあるかも。

でも記事にも子どもを育てている人がわかる感覚や、努力でどうにもならないことで苦労した思いやり、みたいなのがない。

d.hatena.ne.jp

大手メディアではなく個人ブログとて、社会的弱者(お金がない、充分な教育を受けられない子ども)に石を投げる行為はやはりご法度だと思う。こういう記事を書くなら、不必要な大卒にこだわる大企業にもっと批判のスポットを当てるべきだ。

子供を育てたことがある人はこういう記事は書かないと推測すると同時に、人間性を疑う。

それに独身と仮定したとして、恋愛を楽しんでる風な感じもしない。

多分に、非効率を嫌う優しさがない人を好きになる物好きはそういないからだろう。外ではパンツスーツ中心で、良質な部屋着で一人ぼっちな心を満たす不幸せなアッパークラスのオバサンを思い浮かべてしまう。

ここまで、ちきりん=不幸で思いやりのないおばさんと断罪すること自体「自分のあたまで考え」てないって本人に言われそうだ。

でも、ちょい待ち。

ちきりんを読む女性ってどういう女性なんだ?

多分に、高学歴なだけでなく地頭もいい。就活システムに身を任せてれば大企業の正社員になれる。バリバリ働き続けるも良し、高収入な夫をゲットし良妻賢母しても良し。

でも、そういうレール乗ってるっぽい生き方に疑問を持ってしまう女性たちなんだ。

本気になればレールに乗れるけど乗りたくない。

だからと言って、

女として見てもらえないから必死で仕事してんのね?

って思われたくない。非常に矛盾した願望を抱える女性が多いはず。

だからこそ思いっきりレールを外して自分でレールを新設したちきりんさんの生き方にヒントを貰いたいんじゃないか!

でも、彼女は非効率的なものを嫌い、資本主義を信じ、それに沿わない現実は「そんじゃーね」で見ようとしない。

そんじょそこらの人(男)より頭良くて、

仕事もできて、

外資系でもやっていけるガッツがあって、

独立しても成功してしまうセンスがあったら、

こんな、カサカサした中年女性にしかなれないの?

そんな絶望を抱いてしまう。

ブログ界の巨人、イケダハヤトさんも過去記事でこんな言及をしている。

www.ikedahayato.com

イケダさんは今後のちきりんさんも変わる可能性に言及してるけど、ありえない。0%だ。

精神世界の貧弱さはアップデートしようにも、できない。それまでの人生の積み重ねがモノを言うから、四半世紀以上も効率優先な生き方をしてきた彼女には無理だ。財産を一気に失うとか、重病にかかるとかしない限りはこういう人は一生見たい現実を見て、自分の世界で生きていく。

やっぱり、結局カサカサしなきゃいけないのかよ!

もう、八方ふさがりに思えてしまう。

潤いあるブログも併読しましょう

ちきりんさんを真似て、自分の中の取り柄を見出しマーケット感覚を磨く。グローバルに通用する能力が欲しい。でも、そんな能力を身につければ身につけるほどに不幸になってしまう気がしてならない。

そこで処方箋。

人間的な潤いのあるブログを読みましょう。

まずは、はあちゅう(伊藤春香)さん。ブロガーとしては言わずもがな。経沢さんとサロン開いたり「スッキリ」のコメンテーターしたりバリバリ活躍されている。でも、恋愛を楽しみ女性としての魅力を磨くのも忘れていない彼女はお手本にしたいお姉さん、と言う感じだ。

ha-chu.blog.jp

他者への共感、思いやり、資本主義への問題意識を養うならやはり巨人、イケダハヤトか。

www.ikedahayato.com

性善説に寄り過ぎている感もあるけど、日本を取り巻く社会問題について、ロジカルかつ建設的な記事が多くあるのでオススメ。

これくらいキャラがきついブログを読まないと、市場に必要とされるものの人間味をうしなう「ちきりん病」は避けられない。

それほどまでに、パンチの利いた素晴らしいブログだってことも確かだけど。