ぴぃこの転職活動日記

26歳会社を辞めた私の転職活動日記

堀潤著『僕がメディアで伝えたいこと』はブログ初心者必読!

本ブログを開始してからもうすぐ1年が経とうとしている。日に十数人しか読まなかった過疎ブログも、徐々に成長して沢山の方に読まれるようになってきた。でも、ブログで食べている人には足元にも及ばない。文章の書き方や、自分メディアの作り方に苦戦しつつあるいまの私ぴーちゃん。メディアの先人から色々ヒントをもらいたい時期なのだ。

ブログ初心者は読むべき本

堀さんのファンになり、暇を見つけてはコツコツ読んでいた本書。結論から言うと、

ブログ初心者は絶対読め!!!

有名ブロガー本や、ネット上に出回るアドバイスも、自分メディアの体裁を整えPvを上げるためには十分だ。でも、非ネットメディアを経験された方の感覚を知ることは「伝える」にもっと深い思慮を与えてくれる。

文章、絵、映像ジャンル問わず、ネットで発信する者が持たないといけない「青臭い理想」と「伝える覚悟」についてギュギュッと書かれている。

趣味のブログだろうがプロブロガー目指そうが、ブロガー一人ひとりがこの二つを持つ必要があるのだと教えられた一冊だった。

青臭い理想

pvや収益化を気にしているとすっかり忘れるのが当初持っていた理想のブログの在り方。とくに同世代の若い人が中心の子の世界だと、「わたしまだこの程度?」とどうしても焦ってしまう。そんなときに思いだしたいのが初心の青臭さ。

日本を 、社会をいい方向へ変えていきたいという志なくして 、どうして前に進んで行くことができるだろう ? 「何をしたところで 、どうせ社会のシステムは変えられっこない 」とため息をこぼす大人であるより 、青臭く性善説を吐き続ける人間であり続けたい。

「組織を変えていきたい!」「社会を良くしたい!」ほどの使命はまるで持っていない私。

でもそういえばこのブログ、不登校ニートなどマイナスなレッテルを社会に貼られてきたいち人間として世に問える何かがあると思って始めたんじゃなかったっけ。

何かを伝える、表現する者にとって、まわりから「プププッ!そんなこと言っちゃって」と言われる青臭い理想を持つことって、とても大事なことだ。10以上も年上の人の本に気付かされた。私の心、年食ってた。

伝える覚悟を持とう!

本書は堀さんのNHK アナウンサー時代のエピソードが大きくウェイトを占めていて、堀さんが悩んで獲得した実体験が詰め込まれているので「こうすべき」という説教臭さがないので、私みたいな世の中斜に構えて見るダメ人間でもすっと言葉が入ってくる。

土砂崩れの被災地での取材の一節からは、言葉って他者に寄り添うことも、傷つけることもできてしまう諸刃の剣だということを再確認した。

「堀さん 、これはね 、瓦礫じゃないんです 。私たちの家なんです 。つい 、今朝までここで暮らしていた私たちの生活そのものなんですよ 」よく見ると 、崩れ落ちた家の隙間からわずかに見える食器や服が 、つい何時間か前まではそこに人々の息遣いがあったことを悲しげに訴えていた 。家主の 「瓦礫じゃない 」という言葉を聞いてから 、僕は災害現場では絶対に 「瓦礫 」という言葉を使うのをやめようと心に決めた。

何気ない一言が、誰かを傷つける。でも、なにげない気付きで、傷ついただれかの代弁もできるのだ。

個人メディアの使命

プロブロガーやユーチューバーの出現に見て取れるように、メディアの主役が組織から個人へ大きな転換をしつつある。「個の時代が来るって本当らしいな」と過疎ブロガーの私さえも感じる。

1日に100人来たらラッキー!な過疎状態の弊ブログ。そんな状態でも100人は絶対読んでいて、たまーにはてなスターやコメントをくれる方もいる。マスメディアで働いた経験のない素人の記事にすら何らかの感情を示してくれている(無関心にスルーされてるかもだけど)。その時点で立派な個人メディアなのだ。

それなのに現時点では、それを認識する人は少ない。誰かを中傷、攻撃するカキコミやそれを煽るサイトが無数に存在するのがその証拠だ。

しかしマスメディアと同じ失敗をやっていたら何の意味もない。個人メディアの未来はこれ以上広がらないのだと思う。

そうならないために、「伝えるとは」という基礎基本を考えることが必要なのだと思う。言葉への敬の念は、受け取る側の琴線を探す手がかりになるし、他者へ寄り添う姿勢を多くのブロガーが持てば不毛な炎上や誹謗中傷は影を潜めていくはずだ。

自分の伝えたいことは何か?そもそも伝えるとはどういうことか?に向き合わせてくれるのでこの本、超オススメ。