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ぴぃこ、息を吸う

アニオタ混じりのエイターで、絵を描く自称会社員のブログよろしく!

婚活パーティを見て、人生の空しさについて考えてみた

転職活動を始めたばかりの春先のことだった。

とある結婚相談所の就職面接を受けた私ぴーちゃん。「実際に働いてみないとわからない」と、一日体験入社で業務を体験することになった。

女性

職業はマチマチだけど、年収はだいたい300万円から400万円ほど。

容姿は中の下。ブスではないけど、肌髪のケアが行き届いてなかったり、性的魅力に欠けている。皆、極 端に痩せでもデブでもない。ただ、学生時代のカーストは低かったろうな、と思える暗めなルックスだ。

ファッションも流行りを追ってても垢ぬけない。ほぼ全員がベージュのトレンチコートに身を包み、赤文字系女性誌でよく見る、量産型コーデだった。

たとえが難しいけど、画材屋さんのデッサン人形でなくて、ダイソーの108円デッサン人形みたいな、 下流量産型女子(ほとんどアラサーだけど)。

最上級になろうとはしない、でも「人並み」からは外れたくない。そんな価値観で焦って婚活をしてい るんだろう。

「みんながやっているから」「もうアラサーだし将来を考えないと」「流行はファッション誌でチェック」

だから似合いもしないトレンチを制服のように着て、清楚演出をしつつ好きでもない妥協の結婚相手を2時間で見極めようとする。

男性

可もなく不可もない下流量産型が多い女性に比べて、男性は顕著に「お前はムリだろー」と言いたくなる感じだった。

デブ、ハゲ、低身長短足、ブサイク、オタ系、不潔。

このどれかには必ず当てはまる面々が揃った(3つ以上当てはまるツワモノもいた)。

気遣いもできていないし、マナーも守れていない。ブース奥にいる女性にお茶のお代わりを持って言っ た際には、コップを取ってくれるぐらいしてもいいのではないか。

しかし、スーツで決めた人もちらほらいたし、結婚紹介所の会費を払えて、将来家庭を持てるほどには 収入がある人たちだ。

そして、それが彼らのネックになっている。

「俺は定職に就いているし、家族を養えるくらいの収入がある。子どももいつかは欲しいし、若くてま あまあなルックスの子と結婚できると思うんだ」

こんな気持ちがスケスケに見える。

ちぐはぐな婚活

この仕事。人の幸せをお手伝いするのだから、「皆さまがうまくいきますように」というホスピタリテ ィがないといけないんだけど、私はその気持ちが全く湧かなかった。

男女ともに、相手をちゃんと見てなくて、「今日こそ結婚相手ゲットするぜ!!」というがむしゃら過 ぎる願望だけで動いていた。

「頑張るとこははそこじゃねーんだよ!!」と思いながら、体験入社なのだし、ここはおとなしくいようと笑顔で応対する2時間は結構疲れる。

この私の見方がおかしいからか当たっているからか、結果もなんかトホホな感じに終わった。

最後に気に入った人にメッセージを送り合う時間では、男女ではっきり結果が分かれた。

女性は現実的なのか、あまりにひどいオジサン以外は満遍なくメッセージをもらっていた。

でも、男は全くの逆。女性陣のなかでも、一番若くて可愛らしい容姿の人に男性のメッセージが集中した。

流行りの洋楽BGMが流れる、ピンクと白でおしゃれに統一されたお見合いブースがが余計に空しさを煽った。分不相応と人並みと婚活。夢も希望もない殺伐とした空気と、そこを飛び交うちぐはぐな感情がそこにはあった。

「こんなことしないと、結婚ってできないの???」自分自身の将来にも少しだけ絶望した。

他律はダメ!絶対!

こういうトホホな婚活をしている人には、男女問わずの共通点を見出せる。

本当は、結婚なんてしたくないのだ。

「大学時代の友達も結婚しちゃったし、私だけ行き遅れたくない!」 「親が孫の顔を見たいと言うから」 「トレンチ&清楚系で男ゲット!」 「収入アピールすっぞ!」

自分の人生なのに、すごく他律的に見えてしまう行動を大人がするのは滑稽だ。

わずかながらも人生経験を積んだなりに、自分の感覚を研ぎ澄まして「どうしたいのか?」を考えながら生きていくのは大切だと痛感した。

その後…

採用担当の方も、私も「この仕事は向いてない!」ってことで、円満に選考を辞退しましたとさ。